TwilioでキーワードSMS返信機能を数分で作成する方法

TwilioでキーワードSMS返信機能を数分で作成する方法

こんにちは、チャールです。
本ブログはClassmethod ゲーソル・ギョーソル Advent Calendar 2024の5日目のブログとなります!

https://dev.classmethod.jp/referencecat/gamesol-businesssol-advent-calendar-2024/

ゲーソル、ギョーソルが気になる方は以下のブログも併せてご覧下さい!

https://dev.classmethod.jp/articles/gamesol-businesssol-jouhokyoku-1/

Twilio Studioを使うと、コードを一行も書かずに、強力なコミュニケーションフローをとても簡単に構築できます。このブログでは、受信メッセージに含まれるキーワードに基づいて異なる応答を返す、基本的なSMSヘルプデスクの作り方を試してみます。

今回の目標

例えば、あなたがビジネスを運営していて、SMSで迅速なサポートを提供したいとします。 お客様は「電話」「問題」「解決」などのキーワードをSMSで送信することで、それぞれに設定された自動応答を受け取ったり、特定のアクションを実行したりすることができます。

フロー作成

以下のJSONデータから新しいフローを作成してください。

https://gist.github.com/SrivastavaCharu/96da3249fa29338b77408961cb5a1099

説明

では、このStudioフローの内容を詳しく見ていきましょう。

Screenshot 2024-12-05 at 0.31.58

Trigger:

フローは「Incoming Message」トリガーから始まります。これは、Twilioの電話番号に新しいSMSを受信するたびにフローが起動することを示しています。

Screenshot 2024-12-05 at 0.28.03

Split Based on Keywords (split_1):

  • ここでは、受信メッセージの内容 ( {{trigger.message.Body}} で表されます) を確認します。
  • メッセージ本文に例えば "call"、"problem"、"solve" のいずれかの単語が matches_any_of 条件に合致するかどうかをチェックします。
  • 合致する単語が見つかった場合、フローは「Yes」のパスに進みます。そうでない場合は、「No Condition Matches」のパスに進みます。

Screenshot 2024-12-05 at 0.29.20

Making the Call (call_user_1):

  • キーワードが一致すると、「発信通話」ウィジェットがアクティブになります。
  • {{contact.channel.address}} に保存されている定義済みの電話番号への発信を開始します。 これは、サポート担当者の番号などです。

Screenshot 2024-12-05 at 0.30.08

Greeting the Caller (say_play_1):

電話が応答されると、「Say/Play」ウィジェットが、事前に録音された挨拶メッセージ「Hello, how can I help you?」を再生します。

Screenshot 2024-12-05 at 0.31.05

設定:

  • 次に、Phone number > Manage > Active numbers に移動して、ご自身のTwilio電話番号をクリックしてください。
  • 「Messaging Configuration」に行って、以下の写真のようにStudioフローを設定してください。

Screenshot 2024-12-05 at 0.32.53

まとめ:

このシンプルな例は、SMS を活用したワークフローを構築するための Twilio Studio のパワーと柔軟性を示しています。直感的なドラッグアンドドロップインターフェースを使用すると、コードを一切記述することなく、カスタマーサポートを強化し、ビジネスプロセスを効率化する様々なコミュニケーションソリューションを容易に作成できます。

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