TwilioでキーワードSMS返信機能を数分で作成する方法
こんにちは、チャールです。
本ブログはClassmethod ゲーソル・ギョーソル Advent Calendar 2024の5日目のブログとなります!
ゲーソル、ギョーソルが気になる方は以下のブログも併せてご覧下さい!
Twilio Studioを使うと、コードを一行も書かずに、強力なコミュニケーションフローをとても簡単に構築できます。このブログでは、受信メッセージに含まれるキーワードに基づいて異なる応答を返す、基本的なSMSヘルプデスクの作り方を試してみます。
今回の目標
例えば、あなたがビジネスを運営していて、SMSで迅速なサポートを提供したいとします。 お客様は「電話」「問題」「解決」などのキーワードをSMSで送信することで、それぞれに設定された自動応答を受け取ったり、特定のアクションを実行したりすることができます。
フロー作成
以下のJSONデータから新しいフローを作成してください。
説明
では、このStudioフローの内容を詳しく見ていきましょう。
Trigger:
フローは「Incoming Message」トリガーから始まります。これは、Twilioの電話番号に新しいSMSを受信するたびにフローが起動することを示しています。
Split Based on Keywords (split_1):
- ここでは、受信メッセージの内容 ( {{trigger.message.Body}} で表されます) を確認します。
- メッセージ本文に例えば "call"、"problem"、"solve" のいずれかの単語が matches_any_of 条件に合致するかどうかをチェックします。
- 合致する単語が見つかった場合、フローは「Yes」のパスに進みます。そうでない場合は、「No Condition Matches」のパスに進みます。
Making the Call (call_user_1):
- キーワードが一致すると、「発信通話」ウィジェットがアクティブになります。
- {{contact.channel.address}} に保存されている定義済みの電話番号への発信を開始します。 これは、サポート担当者の番号などです。
Greeting the Caller (say_play_1):
電話が応答されると、「Say/Play」ウィジェットが、事前に録音された挨拶メッセージ「Hello, how can I help you?」を再生します。
設定:
- 次に、Phone number > Manage > Active numbers に移動して、ご自身のTwilio電話番号をクリックしてください。
- 「Messaging Configuration」に行って、以下の写真のようにStudioフローを設定してください。
まとめ:
このシンプルな例は、SMS を活用したワークフローを構築するための Twilio Studio のパワーと柔軟性を示しています。直感的なドラッグアンドドロップインターフェースを使用すると、コードを一切記述することなく、カスタマーサポートを強化し、ビジネスプロセスを効率化する様々なコミュニケーションソリューションを容易に作成できます。